妊婦さんの多くが興味を持っているという胎教。
音楽や英語などの知育方面に偏りがちですが、最近注目を集めているのが絵本の読み聞かせの胎教です。
では読み聞かせにはどんな効果があるのでしょうか。胎教の読み聞かせについて調べてみました。
胎教とは?
胎教とは「おなかの赤ちゃんに教育を施す」という意味ですが、実際おなかの中の赤ちゃんは、外の音がはっきりとは聞こえていないと言われています。
なのに、なぜ胎教が話題になっているのでしょうか。
それは、良質な音楽や芸術などにふれてママがリラックスすることで、血流が良くなり胎児の脳細胞が刺激すると言われているからなのです。
ママが赤ちゃんのためにと好きでもない英語を聞いていたとしても、それをストレスに感じているなら、むしろ血流が悪くなり赤ちゃんには悪影響。
おなかの赤ちゃんのためと考えるなら、ママがリラックスできるものが一番です。
手軽に楽しめる「読み聞かせ」
リラックスして胎教を行うのにおすすめなのが、自宅でできる絵本の読み聞かせです。
将来産まれてくるおなかの赤ちゃんに読んであげるつもりで、優しい気持ちで読み聞かせしてあげましょう。
大きい声ではっきりと読んであげると、おなかの赤ちゃんに声が届きやすくなりますよ。
胎教で読み聞かせてあげていた絵本は、産まれてからも子どもが好んで読むという傾向があります。
本を選ぶときは産まれてからも使うことを頭において、名作を選ぶといいですね。
胎教は、胎児へ直接知識を叩き込むものではありません。
ママとおなかの赤ちゃんが、リラックスして良質な芸術を楽しむことで、赤ちゃんの脳を刺激するのが目的です。
絵本の読み聞かせは手軽にできておすすめの胎教の一つ。出産前に充実した時間を過ごしてくださいね。