3歳になると言葉の発達が顕著になり、テレビで聞きかじった大人びた言葉をそのまま使う子どもが増えてきます。
そんな時こそ、優しい言葉のシャワーを浴びせてあげましょう。
3歳には、ストーリーが単純で、わかりやすい言葉の読み聞かせ絵本がおすすめです。
3歳への読み聞かせ、絵本の選び方をみてみよう
お話がかなり理解できるようになる3歳。読み聞かせにはたくさんの発見ができる絵本がおすすめです。
3歳児には、ストーリーの面白さもさることながら、絵の中に驚きや発見がもりこまれている絵本を選びましょう。
3歳にもなると、絵の隅々まで目を凝らすことができるようになります。
読み聞かせの度に新しい発見ができて、飽きずに絵本を楽しむことができますよ。
3歳児におすすめの読み聞かせ絵本
●「ぐりとぐら」
ぐりとぐらの世界は、平等の民主主義が描かれた平和な世の中。
森の動物たちもけんかや争いごとをせず、協力しあって生きています。
3歳児には、このような平和でほっこりした世界に浸れる読み聞かせ絵本を選んで、優しい気持ちを育てていきましょう。
●「14ひきのぴくにっく」
いわむらかずおさんの14ひきシリーズは、細部まで緻密に描かれた絵が魅力。
自然の中で暮らすねずみの家族がいきいきと描かれていて、「絵を読む」ことが上手になった3歳のこどもにぴったりの読み聞かせ絵本です。
●「11ぴきのねこ」
子どもが素直に「おもしろい!」と思える絵本。
ユーモアがあってほんわかした11匹のねこたちは、まるで3歳児の世界に似ていますね。
子どもがこんなことしてみたいと思える、愉快な読み聞かせ絵本です。
3歳児になると、一気に読める絵本の幅が広がります。
どうしても好きなジャンルの本ばかりを選びがちですが、まだまだ多方面から刺激をあたえたいもの。
3歳児に読み聞かせをするときは、さまざまなジャンルの絵本を選ぶように心がけてくださいね。