おすすめの年齢:5歳くらいから小学校低学年
ともだちやのあらすじ
子供が図書館から嬉しそうに借りてきました
まず題名のともだちやっていうところから興味が湧いたみたいです。
ともだちやって何だろうね?私も興味が湧きました。
一緒に読んでみると100円でともだちになりますーってお金もらって友達になろうとするなんて!なんだか親の私は寂しい気持ちになってしまいましたが
子供はこの後どうなっていくのかワクワクしてページをめくっていました。子供も大人も楽しめる心からほわっと暖かくなるお話です。
ともだちやを読み聞かせた我が家の感想
子供が自分で選んで持って帰ってきた絵本で何冊かあった中で一番はじめに読んで欲しいと手に取ったのがこのともだちやでした。
題名を聞いてなんだなんだ?とどんな本なのか大人の私も気になりました。
読み進めていくと話の内容はもちろん文のリズムも良くてどんどん先が知りたくなる内容で、
横を見ると子供も目を輝かせて楽しそうな表情でお話を聞いてました。
お話は100円でともだちになりまーすとキツネがあって回るのですが、
私はそれを聞いてなんだか寂しい気持ちになったのですが、子どもはなんだその方法があったのか100円で友達になってあげるなんて面白いこと考えるな
と思ったようで、私がなんだかさみしい感じというと不思議そうな顔でなんで?と聞き返されてしまいました。
ちょうどお金にも興味が湧いていて、100円あれば欲しいお菓子やオモチャが買えたりすることがわかってきていて、どうしたら自分のお金が
手に入るか考えている様子なので、このともだちやは名案に思えたのかもしれません。
でも読み進めるとそんなことよりも話の内容が楽しくて夢中になっていました。
最後はほんわかと暖かくなる終わりかたで私が
ともだちってお金払ってなるものじゃないよね?
ともだちってなんだか知らないうちに仲良くなってるよね不思議だよねーと話しかけるとそうだねーと学校での友達の話を聞かせてくれました。
他にもシリーズが出ていて全部読みたいといって最後に書かれているシリーズの名前を一生懸命に覚えていました。
絵も暖かな色合いで動物たちの表情も生き生きと楽しい表情で書いてあり、
見ただけで楽しいお話とわかる絵だったので子供もてにとったのではないかとおもいました。
楽しいおはなしのなかに何か考えさせるものも混ざっていてそれが子どもの心にも届きやすい方法で描かれているので、
子供が惹きつけられるのではないかと思いました。
また大人もなんだか温かい気持ちになって自分の子供の頃のことをおもいだしたりもしました。
簡単なお話の中に色々なものが詰まっていると思います。