じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)
おすすめの年齢:6か月~2歳
じゃあじゃあ びりびり絵本のあらすじやおすすめポイント
身近な物や動物の音や鳴き声を表現した作品です。
自動車、いぬ、踏切など子どもが大好きなものがたくさん登場します。
「じどうしゃ ぶーぶーぶー」「いぬ わん わん わん わん」など短いフレーズながらも印象に残る、子どもも真似したくなる言葉は
リズム感があります。
カラフルでわかりやすい絵と簡単な音を組み合わせた絵本なので読み聞かせを始める6か月くらいの赤ちゃんから楽しめます。
また、厚紙絵本なためお出かけの際に持ち歩いてぐずり対策にも有効ですし、
絵本を破りたがる、なめたがる時期の赤ちゃんにもお勧めです。
じゃあじゃあ びりびり絵本を読み聞かせた時の体験談
1歳前から読み聞かせを始めました。
最初はただ黙ってみているだけでしたが、そのうち絵と対応した音を覚え始め
私が「くるま」というと「ぶーぶーぶー」などと言うようになりました。
そのうち絵を見て「わんちゃん」や「くるま」などと教えてくれるようになり、
2歳代には書いてある内容を暗記し自分でページをめくりながら読むようになりました。
言葉が遅めの子だったのですが、
発音しやすい身近な音がたくさん書いてあるために
発語の促しになったと思います。
絵本で覚えた言葉をお散歩に出かけた際に「いっしょ」と教えてくれるようになり、
ママと「本当だね。絵本と一緒、踏切かんかんかんだね」と会話することで
言葉を話す楽しさや自信につながったような気がします。
簡単な絵と言葉なので暗記して自分で全部よめるようになったときは
(字は読めませんが)得意気でした。
また厚紙絵本なので他の絵本で6か月から与えていた本は破られてしまったり、汚れてしまったり、、、
というなかでこの絵本は3歳前のいまでも綺麗なまま現役で楽しませてもらっています。
0歳の時に民生委員さんからいただいた絵本でした。何冊か候補がある中から選んだ一冊でしたが、子どもと外出するとなると荷物が増えるので、できるだけコンパクトで持ち運びがしやすそうな絵本だなぁと思ってその絵本を選びました。
紙自体もしっかりもした紙なので、子供がかじってしまっても、まだ上手にペページをめるくことができなくても、破けたりしないので、与えやすかったです。
この子にとって初めての絵本だったのですが、まだ2ヶ月くらいだったので子どもと寝転んで絵本を見せながら読み聞かせをしていました。最初は無反応でしたが、読み聞かせを続けていくうちに少しずつ手を動かしたり、ニコニコしてみたりと反応するようになっていきました。
おすわりができるようになると、私の前に抱っこで座らせて読み聞かせていました。
私が家事をしている時に子供だけでその絵本を見ている時は、親も内容が覚えやすいので、遠くからでも絵本の読み聞かせができていました。すると子供も一人で遊んでいると思うと泣いて家事ができなくなるのですが、私が家事をしながらでも、今開いているページの内容を語ると大人しく見ていることもありました。
絵のタッチは決してかわいいというものではないですが、いろいろな色を使って描かれているので、絵本に興味がない子や絵本の内容をまだ理解できない子でも、目に留まっていいのではないかと思います。
ワンワンやにゃんにゃん、カンカンなど繰り返しの音なので、言葉が発せられるようになると親の真似してついて言ってみたり、子ども自身が自分で絵本を開いて絵を見るようになると、子供だけでその絵を見てものの音を喋れるようになっています。
最近は散歩に行く時に、絵本にあったものを見るとカンカンカンなど訴えてくるようになり、何回も読み聞かせてよかったなぁと感じています。
子供が紙をビリビリ破いている時に、「絵本にもあったビリビリだね」や子供が踏み切りを見てカンカンと言っている時に、「踏み切りカンカンだね。電車が来るから気をつけてね。この中には入ったら痛い痛いになるよ」など付け加えて今では説明しています。
付け加えた内容はまだ理解はしていませんが、絵本でできた記憶にこれから肉付けして教えられるので、親としてもやりやすいです。