0歳〜1歳におすすめの読み聞かせ絵本
絵本タイトル:もこもこもこ
著者:谷川俊太郎
おすすめの年齢:0~1歳半
もこもこもこ絵本のあらすじやおすすめポイント
空と地面しかない「しーん」としたところから突然「もこ」っと地面が盛り上がります。
「もこ もこ もこ」と大きくなって「にょき」で「ぱくっ」な不思議な絵本。
絵はシンプル、色遣いもシンプル、出てくる言葉は擬音だけ。
何にもわからない子供だって、何かと考えちゃう大人だって読んじゃう絵本。
あの谷川俊太郎さん作の100万部越えの名作。
そして最後のページにはまた「しーん」、もう一度!!と急かされなくたってまた最初のページをパラリと捲りたくなることでしょう。
もこもこもこ絵本を読み聞かせた時の体験談
かわいいキャラクターがついてるわけでもなく、どちらかと言えば地味な表紙、図書館で、病院の待合室で、児童館で、わりとどこでも目にすることのある絵本でした。
なかなか手にすることがなかったこの絵本を、ある時なんとなーく手にとり横にいた娘に読み聞かせたところ…大興奮!!
当時1歳になったばかりで、言葉も話せないのにもう1回読んで!と訴えてくる熱い眼差しを覚えています。
この絵本の素晴らしいところは、いい意味で簡単なところ。
簡単に読めて簡単に覚えてしまえるからこそ子供の表情、目線を見ながら間を変えてみたり、声色を変えてみたりすることができるんです。
「もこ」を待ってるワクワクした表情、「ぱくっ」で笑っちゃう顔、「しーん」で不思議そうな顔。読み聞かせるたびにいろんな表情を見せてくれました。
最初は面白いのかな?なんて思っていたのに子供に読み聞かせているうちにどんどん楽しくなり、いつのまにか私自身も大好きな絵本になっていました。
時代に関係なくいつまでも子供が楽しむことのできる一冊です。