お受験を考えている親子にとっては、塾などの教材プリントが一番の学習法と考えているのではないでしょうか。
読み聞かせで時間を費やすくらいなら、一枚でも多くのお受験プリントをと考えているなら、それはちょっと違います。
読み聞かせには読み聞かせの良さがあり、お受験プリントでも育てられない能力が育つこともありますよ。
今回は読み聞かせの効果とお受験プリントの違いについて考えてみました。
読み聞かせの効果とは
絵本の読み聞かせをする効果は、子どものボキャブラリーが増えるだけだと思っていませんか。
読み聞かせで子供に与えられる情報は、目で見える「絵」と、耳から入ってくる「言葉」。
これを頭の中で組み立てて次のストーリーを想像するので、絵本の読み聞かせは想像力を鍛えられるといわれています。
ボキャブラリーのみならず、たくましい想像力や思いやりが育つことは、読み聞かせの大きな効果です。
お受験プリントは「知識」、読み聞かせは「想像力」
お受験用のテキストやプリントは読み聞かせと違って、子どもに「知識」を与えるための教材です。
お受験には多くの知識が必要になりますから、お受験を検討している子どもにとってはとても有効ですよね。
でもお受験対策だけではなく、人間性を育てようと思うならお受験プリントを解くだけでは足りません。
絵本の読み聞かせをして、想像力や思いやりを育ててあげましょう。
知識を整理して、次の展開を想像する「想像力」や「相手を思いやる気持ち」。これがあってこそバランスのとれた子どもに育つのです。
お受験プリントをこなすだけでは人間性は全く育ちません。
読み聞かせで、思いやりや想像力を育てることも、感性豊かな子どもを育てるポイントです。
お受験プリントと読み聞かせの両方をこなし、バランスのとれた子どもに育てらえるといいですね。