読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:3歳から7歳
「ちょっとだけ」絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
ママに赤ちゃんができてお姉ちゃんになった主人公ふみちゃん。
ママの手を煩わせないように自分で出来ることを一所懸命にしようとする姿が健気で可愛いです。
今まではママを独り占め出来た子供が、姉妹が出来ることによって少しずつ成長していく姿に感動します。
また親の立場では、上の子供をを心配しつつも日々の赤ちゃんのお世話で大変な事も理解でき、親子で共感し、楽しめる絵本です。
物語の最後は親子の愛情が優しいタッチで描かれ、涙なくしては読めません。、二人目、三人目を授かったお母さんや子供さんにはお勧めです。
「ちょっとだけ」絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
4歳の息子に初めて妹が出来た時に、精神的に不安定な時期がありました。どうやら母親にもう一人子供が出来たことや妹に接する時間が長くなった私に寂しさを感じていたようでした。
友達のススメで、こちらの「ちょっとだけ」を図書館で借りて、親子で一緒に読みました。
最初はキョトンとして聞いていた息子ですが、次第に物語を理解したのか食い入るように話を聞いていました。
また、描かれている子供は女の子でしたが、読み聞かせの時に自分の子供の名前に変えて読みました。
自分の置かれている立場と照らし合わせることが出来たのか、息子の反応は思ったよりも大きく何度もこの本を持ってきては「読んで!」とせがまれました。
親としても、二人目が出来た時から息子に対しどのようにケアをしたらよいのかを思い悩んでいたこともあり、本当にこの本に出会えてよかったです。
物語の最後に、お母さんが子供をハグするシーンがあるのですが必ずと言っていいほど、最後は同じように親子でスキンシップを取ります。
親と子、それぞれの感情を上手く表したこの「ちょっとだけ」は、親子で大切にしていきたい一冊です。