読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
ぼちぼちいこか
おすすめの年齢:幼少~小学3年生くらい
ぼちぼちいこか絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
この本は、とても分かりやすい本です。
1頭のカバ(かばくん)が、ピアニストやパイロット、サーカスでの綱渡りなど…色んなお仕事に挑戦するのですが、なかなかうまくいきません。
1つの仕事がうまくいかない度に、落ち込むかばくんですが、でも、また次の仕事に挑戦する…。
「かばくん、頑張れ~!」と、応援したくなります。
本のラストで、「ぼちぼちいこか…」というセリフが、何とも心がほっこりとします。
この言葉は、「まぁ、のんびりゆっくりやっていこか…」のような、はっきりしない感じの意味なのですが「これからの人生は長いのだから、色々あってもなんとかなるよ、いろんな事に挑戦して、あきらめずに頑張ろう…」といった事を、子供達に分かりやすく表現している感じがうかがえます。
子供達に勇気と希望を与える、おすすめの1冊です。
ぼちぼちいこかを読み聞かせた時の体験談を教えてください。
私が、関西出身…ということで、知人の方が「これは、おすすめよ~」と教えて下さったのが、本を知るきっかけでした。
とても単純な内容で、子供にも分かりやすいだろうなぁ…と感じました。
幼稚園や保育所でも読まれている方が多いようですが、いろんなお仕事の話になるので、小学生の方がイメージをしながら聞いてくれるかもしれないな…と読み聞かせをしていて思いました。
教室では笑い声が絶えず、リクエストがあり、同じクラスで2回読んだ事もあります。
内容は分かっていながらも、2回目も沢山笑ってくれました。
色々な仕事に挑戦しては、残念な結果に終わる…
その繰り返しになるので、読み方としては、少し抑揚を付けて読むのもいいかもしれないですね。
関西弁でのお話ですが、関西弁を意識しすぎず「オリジナル関西弁」で面白おかしく読んでも、きっと楽しい感じになる事でしょう。
私は、小学校(3年と1年のクラス)で読み聞かせをしましたが、両クラスとも好評でした。
おすすめの本の一つです。