読み聞かせにおすすめの絵本
おすすめの年齢:2歳~4歳(本には4歳~5歳となっていますが、わが子は言葉が出る前から読み聞かせていました。)
なつのおとずれのあらすじやおすすめポイント
梅雨明けから夏が始まる季節が舞台です。
絵本は、かたつむりさんの天気予報から始まります。
天気予報をテレビで見ていたお日様が「そろそろみんなにしらせますか」と、つぶやきます。
メロンやスイカ、セミにカブトムシ、かき氷にソフトクリームなど、夏の風物詩であるキャラクターたちが「よんでる?」「わたしたち、そろそろ出番のようです」と勢ぞろい。
「よーい、どん」で彼らは雲や雷雨の中を駆け出します。
ついた先には、流しそうめんのじっちゃんが待っています。
そして、みんなで大きな滑り台へとジャンプ。
「しゅうーっ!」と滑り落ちた先には大きく口をあけたお日様。
彼らをぱくっと食べたお日様は、「みんな、よろしくね!」と彼らを地上へと送り出します。
元気に「いってきまあす!」と飛び出していったみんな。
夏真っ盛りの町でそれぞれの仕事をしています。
親が、かがくいひろしさんの絵が好きで購入したのですが、何ともキャラクターたちに味があります。
最後のページには隠れているキャラクターたちを見つけるのが、また楽しいやりとりです。
生活のいろんなものを擬人化して子育てに参加させることを覚えたのは、この本のおかげです。
うちでは、雷さんは生活のありとあらゆる場面で登場する、家族の一員のようなキャラクターになりました。
なつのおとずれを読み聞かせた時の体験談
まだ言葉が出ない時期から、かじりついて見ており、話すときも、すごい集中力でした。
他の本はちぎってしまったり、破いたりしていたのに、この本だけはじっと見ていました。
結構、字が多く、読む部分が多いのですが、たいていはじっとおとなしく聞いていました。
実際に雷や雨が多くある梅雨時や夏の時期だけでなく、秋や真冬の時期になっても、たびたび、この絵本を持ち出してきて読むようにせがんでいました。
2歳を過ぎて急に言葉が出るようになってからも、くも、かみなり、ぴかっ、ごろごろ、どーん、ざあざあ、お日さま、あまなど
天候に関する単語が真っ先に出るようになり、ママの次ぐらいの早さで出ていました。
もちろん、テレビのお天気予報は大のお気に入り。真似して「きょうは、あめになるでしょう」と教えてくれます。
お絵かきができるようになり、ママの顔や電車など形のあるものを描けるようになったころには、お天気と雷雨の絵を描いたのが、驚きでした。