読み聞かせにおすすめの絵本
おすすめの年齢:4歳
のろまなローラー絵本のあらすじやおすすめポイント
ローラーがでこぼこ道を直して走っていると、
色々な車が追い越していきます。
車たちは、スピードの遅いローラーを馬鹿にしたり、邪魔者扱いしたりして意地悪な事を言って通り過ぎていきます。
ローラーはみんなに意地悪を言われても、しっかり自分の仕事をしながら、ゆっくりゆっくり進みます。
でも途中で、でこぼこ道のせいで、みんなタイヤがパンクしてしまいます。
みんなはやっとローラーの大切さに気づき、ローラーに謝ってまた元気に走っていくという、心温まるお話です。
のろまなローラー絵本を読み聞かせた時の体験談
息子は車が大好きで、2歳ごろから読み聞かせています。
4歳になった今ではお話の内容をとてもよく理解しているようです。
他の車たちがローラーに意地悪を言って通り過ぎていくところでは「ローラーはどんな気持ちだと思う?」と聞くと、「きっと悲しいと思う」と答えてくれます。
でも意地悪を言われて悲しくても、ローラーは諦めず、自分の仕事をコツコツと進めていきます。
息子は「ローラーは偉いね」と言いながら聞いています。
車たちのタイヤがパンクしてしまい、困っているときもローラーは車たちを馬鹿にしたりせず、優しい言葉をかけながら進んでいきます。
私が「そんなローラーだから、みんなもローラーの大切さに気づいてお礼を言ってくれたのかもしれないね。」と言うと
息子も「ローラー頑張り屋さんだね」と言って、とても嬉しそうな顔をします。
もう数え切れないくらい、息子と一緒にこの絵本を読みましたが、読み終わった後は今でもやっぱり、温かい気持ちになれる絵本だなと思います。