5歳以上におすすめの絵本

しゅくだい絵本のあらすじと感想(4歳〜5歳以上)

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読み聞かせにおすすめの絵本

しゅくだい (えほんのマーチ)

おすすめの年齢: 年中(4歳)~小学校1年(6歳)くらい

しゅくだい絵本のあらすじやおすすめポイント

先生が出した今日の宿題はなんと「だっこ」!
おうちの人にだっこしてもらってくる、それが宿題です。

みんなの前では「やだ~」って言ってたもぐらのもぐくんも、うれしそうに走っておうちに帰ります。

宿題をしてもらおうとお母さんにお話をしようとしても、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で忙しいお母さんは、もぐくんの話を聞いてくれません。

「しゅくだいを・・・」と話しかけても、「早くやるのよ」と言われるばかりで、もぐくんは言い出せなくなってしまいます。

夜ご飯。
お父さんやおばあちゃんに、宿題はやったのかと聞かれたもぐくん。
やっとのことで「だっこ」が宿題だと言えたのです。

「はやくしゅくだいやりましょう!」とお母さんがだっこして歌を歌ってくれました。
「今度はお父さんの番だぞ!」といって、お父さんが強く抱きしめてくれました。
「おばあちゃんにも宿題させておくれ」といって、おばあちゃんまで!

おばあちゃんはもぐくんに「また、だっこの宿題が出るといいね」といってくれました。

次の日、先生に「宿題はやってきましたか?」と聞かれ、子供たちはみんな元気に「は~い!」と答えました。

しゅくだい絵本を読み聞かせた時の体験談

小学校一年生の読み聞かせの時間に読みました。

宿題の意味をもちろん理解している子供たちでしたので、「こんな宿題が出るといいなあ」という感想がありました。

もちろん、いわゆる普通の「勉強の宿題」でなくていいな、という意味もあるのでしょうが、それ以上に「おうちの人にだっこしてもらう」ということが減ってきているということなのだろうと感じました。

子供って、学校に入ってしまうと急に親から離れて行くように感じます。
これって、たぶんどの親御さんも感じていることだと思いますが。
子供の側からは「いまさら」という感じがあって、なかなか「だっこして」とは言えないでしょうね。

親の方も、甘やかしてはいけないとか、自立させないととか。はたまた面倒くさいとか。
いろんな気持ちがあって、なかなか「だっこさせて」とは言わないと思います。

そんな親子関係を見られているかのような、この先生のこの「宿題」。
いもとようこさんのやわらかいタッチの絵ともあいまって、
ほんわかとした気持ちにさせてくれるのです。

しゅくだい (えほんのマーチ)

6歳までの教育でその後の学力が決まります

2004年ノーベル経済学賞受賞ヘックマンの研究により、40年追跡調査した結果、6歳までに親がどれだけ教育に力をいれたかによってその後の学力・進路・年収が決まると発表されています。

6歳の時点ですでに学力の差が開いており、その後も学力差は縮まらないとの結果がでています。

このため、小学校入学後からの習い事や塾よりも、6歳までの幼児教育が最も重要です。

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