読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:5歳~7歳くらい
おしいれのぼうけん絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
このお話は保育園でのあきらとさとしの物語です。2人は保育園のお昼寝の時間にささいなことでケンカになってしまい、先生のいうことを聞かなかったのでおしいれにいれられてしまいます。
押し入れの中で2人が見たものは...というあらすじです。
お話は5歳くらいの子にも長めなので、何回かに分けて読む方が良いと思います。絵は白黒を基調としていますし、お話も少し怖いのですが、子ども達にとって「怒られちゃった」という身近なテーマなこともあり魅力的なお話なようです。
おしいれのぼうけん絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
絵本の始めは保育園の日常生活から始まります。あきらとさとしのケンカの場面では子どもも「いけないんだよねー」などと笑いながら見ていました。
あきらとさとしが押し入れの中に入れられてからも2人と先生のかけあいを楽しんでいるようでした。しかし、2人が夢の世界?の中を進み、ねずみばあさんが出てくると私の腕に掴まりながら、でも続きが気になるようで一生懸命見ていました。
私もわざとねずみばあさんの時には怖い声や大きい声を出したりと、ついつい怖がらせることを楽しんでしまいました。
長いお話なので続きはまた明日、という風にすると絵本が終わった後も「どうなるのかな?」「あれって夢を見てるの?」と話しかけてきて、とても気になっているようでした。
ちゃんと最後には救われる2人に子どもも胸を撫で下ろしていました。そして、最初のセリフと最後のセリフが掛けてあり、そこに気付くとまたとても楽しそうにしていました。
このお話には怒っている大人の気持ちも代弁されているところも私は大好きです。おしいれに2人を閉じ込めた時には、先生達は2人が早く「ごめんなさい」というのを待っているというシーンがあったり、最後にもおしいれに入れたことを謝ったりするシーンがあります。大人が好きで子どもを叱っているわけではないことが伝わればいいな、と思います。