おすすめの年齢:0~1歳
おやさいとんとん絵本のあらすじやおすすめポイント
じゃがいも、人参、玉ねぎ、ブロッコリーが登場し、洗われて、刻まれて、お鍋でぐつぐつ煮込まれて・・・。最終的にお野菜カレーができた!というお話です。
野菜達がとてもかわいらしく描かれていて、順番にまな板の上で刻まれていく描写もリズミカルで、歌うように楽しく読むと小さなお子さんでも十分に楽しめます。
普段よく目にする野菜だけに、子供もよく食いつくし、最後のページでは子供にいただきますを教えることができる、とてもいい作品です。
おやさいとんとん絵本を読み聞かせた時の体験談
最初にわが子に読んだのは6か月くらいの時。内容こそ理解していませんでしたが、何度も出てくる「とんとんとん」のリズムやお鍋を煮込むときの「ぷっぷくぷー」の音など、擬音に食いついて声を出して笑っていました。
1歳を過ぎて、だいぶ単語が出てくるようになってからは、「ニンジン!」などと指さして教えてくれるようになりました。ブロッコリーに関してはこの本の影響でしばらくずっと「ぶんぶん」と言っていましたが・・・(笑)
また、人参や玉ねぎなど、野菜達が刻まれる場面では、ページ全体がまな板になっているのでとても分かりやすく、子供も実際に「とんとんとん」の声に合わせて自分で本を叩いて読んでいました。
もう少し大きくなったら実際に包丁を握らせて、とんとんと野菜を刻み、鍋でぐつぐつ煮込んでお野菜カレーが出来上がるところを子供に見せてあげたいなぁと思っています。
そういった意味で、食に興味のないお子さんや好き嫌いのあるお子さん達が、興味を持つきっかけになる本ではないかと思います。