読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:2~5才
ねこガム絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
男の子がガムを噛んでふくらますとだんだんと、ガムがネコに変身します。そのガムのネコが今度は逆に男の子を食べてしまいます。
それがいつの間にか、男の子とガムのネコとの対決になり、どちらが食べられるかのような様子になり、最後はガムが破裂してしまいます。
内容や文字数は簡単ですが、子どもの絵本ながら、男の子と、ネコの必死の形相が激しく描かれているので、読み手もちょっと力を入れて読むとおもしろさが引き立ち、聞いている子供も盛り上がります。
ねこガム絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
毎晩、寝る前の儀式として、絵本の読み聞かせを取り組んできましたが、絵本にあまり興味を示さなかった次男が、とくに気に入って持ってきた本が、「ネコガム」です。
「クチャクチャ」(噛む音) 、「プー」(ふくらます音)などの言葉を覚えて、一緒に読み始めると、期待が高まりました。逆に「スー」(ガムがへこむ音)という言葉には、力が抜けるような感じで読むと、子どもも同じように脱力感たっぷりで、可愛らしく感じました。そして、一番の山場では、男の子とネコの激しい「プーブー」(ふくらまし合う音)の言葉のところまでくると、いつの間にか、私自身声も大きくなり、毎回のお楽しみの場面になりました。
最後には「パァーン」という破裂の音で、子どもも体ごと表現してクライマックスになり、自然と笑顔がこぼれます。何度読んでも、同じように喜んでくれ、5歳になった次男もときどき読んでほしいと持ってきます。
子どもによって感受性の違いを知り、思い出の本となりました。