最近注目を浴びているのがEQという数値。
IQという言葉を耳にした人は多いと思いますが、このEQについては知らない方も多いのではないでしょうか。
IQよりも重要視されることもあるというEQ、この二つには一体どのような違いがあるのか調べてみました。
IQとEQの違いとは
IQが知能の高さを表す「知能指数」なのに対して、EQは思いやりなどの人間性を算出した「情動指数」と言われています。
IQは脳の知性部分だけを算出しているので、IQが高いと頭のいい子ということになります。
ですがこの数値には人間性が全く加味されていません。
頭が良くても人間性に欠けていたら、仲間と共存できない場合もあるでしょう。
そんなIQに対し、EQは思いやりや感情のコントロールなどの人間性を数値化したものです。
自分の感情をコントロール出来、前向きに明るく考え、他人の気持ちがわかってもらえるような人間がEQの高い人と言えます。
EQが高い人は心が成熟しているので、人間関係をうまく作ることができることが多く、幸せな人生を送ることができる確率が高そうですね。
IQとEQ、どちらのほうが大切?
IQだけが高くても人間性に欠けますし、EQだけが高くても知性が足りないということになってしまいます。
IQとEQはどちらか片方を重視するのではなく、どちらも併せて育てていくと、バランスのとれた人間になると思いますよ。
IQを高めるトレーニングはたくさん出回っていますが、EQはなかなかトレーニングでは育てられないもの。
EQの判断基準である人間性を高めるためには、集団の中で多くの経験を積むことが一番の早道です。
なるべく多くの経験を積んで、心の成熟を育てていきましょう。
知性を数値化したIQと、人間性を数値化したEQ。
どちらが欠けてもバランスのとれた人間にはなれません。
知識と人生経験、両方積み重ねながら成熟した人間に育てていきましょう。