読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:4,5歳
はじめてのおつかいのあらすじやおすすめポイントを教えてください。
お母さんに赤ちゃんが産まれ、お姉ちゃんになった女の子がはじめておつかいに行く小さな冒険話です。
百円玉二枚を握りしめ、弟のために牛乳を買いに行くのです。お母さんと2つ約束をしました。
車に気をつけること、おつりを忘れないことの2つの約束でした。
途中、自転車にビュンと追い抜かれたり、転んでお金を落としてなくしそうになったり、子ども目線のドキッとする出来事があります。
ようやくお店に着いた後もなかなかお店の人に気づいてもらえず、大きな声が出せず、ドキドキする様子は自分の子どもの頃と重ねてしまいます。
お店の人に気づいてもらえ、無事に牛乳を受け取るも、パッと駆け出してしまいおつりをもらい忘れそうになり、またドキッとします。
お母さんと赤ちゃんの姿が見えた時の女の子の安堵がこちらまで伝わってきます。
はじめてのおつかいを読み聞かせた時の体験談を教えてください。
私は小学校に上がる前に母に読んでもらった記憶があります。好きな絵本の一つでした。
その絵本がそのまま残っており、私は娘が4,5歳の頃に読み聞かせていました。娘はとても気に入っていて、食い入るように観ていました。
おつかいということをはじめて知り、この女の子すごいなと目をキラキラさせていました。
男の人が自転車で追い抜いて行くページでは、危ないねと眉間にしわを寄せていました。
この絵本をきっかけに娘は本当にはじめてのおつかいへ行きました。おつかいの日を決めて、前日には何度も読みました。
はじめてのおつかいを経験した後は得意げな顔で絵本の女の子と自分を比較していました。私は少ししかドキドキしてなかったし、大きな声で言えた、と強調していました。
私は幼い日の自分と重ね懐かしい気持ちと娘をおつかいに出す時の親目線のハラハラドキドキが入り混じる複雑な感じでした。
親子で長く楽しめる話だと思います。娘にも母になったら子どもに読み聞かせてほしい話です。