読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:3歳~5歳
こんとあき絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
「こん」と言う名前のきつねのぬいぐるみと、4才ぐらいの「あき」という女の子のふれあいの物語です。こんは産まれてきたあきの子守りをあばあちゃんに頼まれやってきたぬいぐるみですが、一緒に遊んだり、おしゃべりができたりとファンタジーの世界が優しい気持ちにさせてくれます。
ある日、ぬいぐるみのこんの腕がほころびていたことで、「さきゅうまち」に住むおばあちゃん会いに二人ででかけます。道中、ハプニングが起こりますが、一生懸命あきを守ろうとするこんと、幼いあきの姿が切なくなりますが、最後はあばあちゃんと再会でき、読み終えると心に温かい気持ちを残してくれます。
こんとあき絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
長男は絵本が大好きで、様々な本を読み聞かせてきました。「こんとあき」を初めて読んだのは、まだ、2才くらいだったと思いますが、寝る前の静かな時間に読むと、一日いろいろなことがあっても、穏やかな気持ちにさせてくれたのが、「こんとあき」でした。
とくに、さきゅうでこんを見失ってしまったあきが必死にこんを探しだしたあと、傷ついたこんは心配させまいと「だいじょぶ」と力なくあきに何度も呼びかける場面は、切なく、読みながらも泣きたい気持ちになりました。
最後におばあちゃんと再会できた場面では、ぺちゃんこになったぬいぐるみのこんを元通りにするため、お風呂にいれてもらうという結末に、子どもは驚いていました。
そして、物語に出てくる「さきゅう」を知らない長男のために、ぜひ見せてやりたいと思い、3歳の頃に鳥取砂丘に実際に遊びに出かけてみました。
その時に物語と実際の砂丘がきちんとつながったかどうかはわかりませんが、思い出の旅行となりました。