読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:4~12歳
三びきのやぎのがらがらどん絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください
橋向こうの山で、草をおなか一杯食べようと考えた3匹のヤギがいました。
小さなヤギの名前はがらがらどん。
中ぐらいのヤギの名前もがらがらどん。
大きなヤギの名前もがらがらどん。
みーんな名前は「がらがらどん」。
ところが、橋をわたっている途中、3匹は谷に住むトロルに遭遇してしまいます。
食べられそうになった小さながらがらどんは小声でこう言います。
「待ってください。このあとに私よりもっと大きいヤギが来ます。そちらの方が美味しいですよ」
その次に食べられそうになった中ぐらいのがらがらどんも中ぐらいの声でこう言います。
「待ってください。このあとに私よりもっと大きいヤギが来ます。そちらの方が美味しいですよ」
無事にトロルから逃げて橋をわたることができた2匹。
しかし、残された大きながらがらどんは、どうするのか。
なんと、一番大きくて強いヤギは、トロルに勝負を挑むのです!
真っ向からトロルに立ち向かい、自慢のツノでトロルの目玉を攻撃し、トロルを倒すことに成功。
3匹は、おいしい草が茂る山へ行くことができました。めでたしめでたし。
少し絵が怖く、特にトロルの絵は大人でも恐怖を感じることもありますが、読み終わったときには、無事に3匹のヤギが橋を渡れて良かったね、と盛り上がれました。
三びきのやぎのがらがらどん絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
少し絵が怖く、特にトロルの絵は大人でも恐怖を感じることもありますが、読み終わったときには、無事に3匹のヤギが橋を渡れて良かったね、と盛り上がれました。
私は3匹のがらがらどんたちに感情移入してしまい、全く気づけませんでしたが、この物語の教訓は、「欲張って大物を得ようとすると、逆に自分がやられてしまう」という、トロル側からの目線だったのですね。
雀のつづらの話に似てるね、と子供に言われて、生きてきて初めて気づきました。
トロルのように悪者になってはいけないな、と思う子供ならではの目線なのかもしれません。
がらがらどん、という3匹に共通する名前は、なんで同じ名前なのかと思いましたが、苗字なのかもな、と思えました。
小さいがらがらどんは自分、中くらいのがらがらどんはお兄ちゃんやお姉ちゃん、大きいがらがらどんはお母さんお父さん、という感じにとらえているようでした。
もしかしたらがらがらどんたちも家族なのかもしれません。
トロルは悪い怖い存在。
子供にとって両親は、自分たちを悪いものから助けて守ってくれる存在で、勇敢でかっこいい大人なのでしょう。
勿論、いつかは大人になっても守りきれないこともたくさんあるのですが、小さい頃くらいは大人への憧れの心を持ち続けてほしいので、また読み聞かせてあげたいです。
がらがらどん、という名前は濁点が多く、耳に残りやすい名前なのか、繰り返し何度も名前を呼んでいました。