読み聞かせにおすすめの絵本
絵本タイトル:ないた あかおに
おすすめの年齢:小学校3,4年くらい
ないたあかおに絵本のあらすじやおすすめポイント
鬼は人を襲う存在として怖がられています。
それでも人と仲良くしたい赤鬼君のために、青鬼君が人里で暴れる役を演じ赤鬼君が退治する役になります。
優しい鬼だとわかると村人と赤鬼は仲よくなって幸せな生活を送るのでした。
久しく顔を見せない青鬼が気になり訪ねてみるとそこには青鬼から赤鬼への手紙が。
芝居がばれてしまっては赤鬼のことを人々は悪く思うから自分は離れるが、ずっと友達だよ、という手紙。
赤鬼はこの手紙を何度も読んでは泣いてしまうというお話。
青鬼の手紙が大人の私にはとても心にしみるのですが、年齢が低いとあまりわからないかもしれません。
ないたあかおに絵本を読み聞かせた時の体験談
私は幼稚園の読み聞かせに入ったときにこの本を読んだのですが、みんな聞く姿勢ができていて騒いだりすることがなくしっかりと読み聞かせができました。反面、反応がなくどう感じているのかもわからないのがもどかしかったです。
赤鬼君の気持ち伝わってるかな?なんて私が気にしてしまっていましたが、感想は一人一人の心の中にあるもの。読み手が「赤鬼君さみしかったのかな?」なんて振ってはいけないようなのでよかったのかな、と思っています。
私はこの本を持っていて小学生のころから赤鬼君の切なさに共感していたと思うのですが、幼稚園児では難しいかもしれません。最近知ったのですが、このお話は小学校4年生の国語の教科書に載っているそうです。
(学校で読み聞かせとなると、4年生になる前によみたいですね)なのでそのくらいの年齢が妥当なのかと思います。
自分の子供たち(幼稚園児と未就園児)に読み聞かせたときは思わず(私が)泣いてしまって、子供たちはケロッとしていたのを覚えています。