読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:4歳~
もぐらとずぼん絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
ある日もぐらが、干してある青いズボンを見つけて、そのズボンが欲しくてたまらなくなります。
青いズボンを手に入れる為、あの手この手と考えるもぐら。
柔らかいタッチと美しい花々の絵が、本当に自然の中にいるようで、登場するモグラのかわいらしさが、愛おしくて本当に良い絵本です。
自分も子供の頃に、母に読んでもらった絵本ですが、数十年たった今でも、色あせない魅力があります。
私の持っていた本は、随分前になくなってしまいましたが、大人になった時、いつか自分の子供に読んであげたいと、ず大思い続けていたお気に入りの一冊です。
もぐらとずぼん絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
子供たちがこの本を見て最初に言った言葉は「おいしそう」でした。
表紙に食べ物は一切描かれていないのに、なんでだろうと不思議でした。
しかし、語彙の少ない子供にとって、おいしそうは最高の褒め言葉だったのかもしれませんし本全体の柔らかなイメージが、おいしそうに感じたのかもしれません。
読み進めると、モグラが考え出した、ズボンを手に入れる方法に、いちいちダメだししたり、感心したり自分たちも、絵本の中の住人になったように、一喜一憂する子供たち。
絵本の読み聞かせは、他にもたくさんしましたが、これほど登場人物(もぐら)と一体感を味わった本は他にありませんでした。
何度もせがまれて読んであげて、ある日「この本のどこが好き?」と子供たちに聞いてみました。
私はてっきりモグラが好きと言うだろうと思っていたのですが、以外にも、子供たちが指さしたのは、背景の植物でした。
背景の植物は、簡略化されたもの、丁寧に書き込まれたものと色々ですがそのどれもが、自分の身近で目にすることがないものだったらしく、それが子供たちの目には、とても魅力的に見えたようです。