読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:3歳から
ぴんぽんバスのあらすじやおすすめポイントを教えてください。
路線バスが、始発の駅前から、停留所である学校前を通過し、病院前やスーパーマーケットなどの停留所で停車と発車を繰り返し、山の終点まで走るなかで、バスの中で困った人がいると助ける人が現れたり、混みあっているときは、みんなが譲り合ったりするお話です。
バスには、様々な人が乗車してきますが、どの人も優しい運転手さんや親切な乗客のおかげで、目的地に着くことができます。バスにのっていると、ありそうな日常が温かく描かれています。
ぴんぽんバスを読み聞かせた時の体験談を教えてください。
絵本に降車ボタンの「ピンポーン」という音が、たびたび出てきますので、普段のバスに乗った時に降車ボタンを押すことが大好きな息子は、ピンポーンの部分をいつもはりきって一緒に声に出して読んでくれました。
絵本の絵が、かなり細かく車内の様子を描いており、バスが停留所に止まるたびに、次のページの車内は乗っている人々に変化があるので、何が変化しているのかを見つけるのを楽しんでいました。
また運転手さんがとても優しく描かれていて、いつもバスを見に来る子供に手をふるために、わざわざバスのスピードを遅くする所があるのですが、息子はいつも、こんな運転手さんに会いたいなぁといっていました。
またバスの最後の乗客は、山奥からバスで小学校に通う子供なのですが、山奥のバス停で帰りを待っているお母さんに、最後の乗客である小学生を見守るように送り届ける運転手さんと、子供が見守られて育つ様子が、私はとても好きでした。
息子には、そこまで深く伝わっていないかもしれないけれどみんなが、子供を大切に思っているんだと、少しでも伝わればいいなと思います。
最後のページに、バスの運転席の絵が、かなり詳細に書かれており、図鑑レベルの詳細な絵があるので、車が大好きな息子は、その絵をみては、とても興味を持って眺めていました。いつも乗るバスは、運転手さんの体で全く見ることができないので、興味深かったようです。