読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:4~5歳
どんぐりむらのおまわりさんのあらすじやおすすめポイントを教えてください。
どんぐりむらの平和を守るおまわりさん。毎日落し物を届けたり困っている人を助けたり、交通整理をしたりと大忙しで働いています。
そのおまわりさんにあこがれて、子どもおまわりさんとしてどんぐりむらで困っている人を助け始める、どんぐり兄弟のお兄さんのいっち。
いっちは頑張って子どもおまわりさんとして活動します。いっちはおまわりさんがずっと探していた、まてばじいさんの杖を探し当てますが…。
いっちとおまわりさんとのあたたかな交流を描いたストーリーです。
どんぐりむらのおまわりさんを読み聞かせた時の体験談を教えてください。
子どもたちがお話にどんどん引き込まれていくのがわかります。お話が進むにつれて子どもたちの集中力が高まって、真剣な表情になっていきます。
最初は話しながら効いている子どもさんも徐々に話すのをやめて絵本に集中していく様子が見られます。
このどんぐりむらのお話を読み終わった後、ちょうどどんぐりの落ちている季節だったのでどんぐりを拾いに行き、どんぐりむらを題材にして大きな紙に絵を描いて、その絵の上にどんぐりを配置して遊んだり、どんぐりに顔を描いたり、どんぐりでやじろべえを作ったりどんぐりでアクセサリーを作ったり、とさまざまな遊びを自分からどんどんするので、他の遊びにもつながり、想像力が豊かに育つのでは?と感じました。
また、外で枯葉や小石、枝を使ってどんぐり村を作って遊んだりもするので、どんぐり村のお話が心の中で蓄積されているのでは、と感じます。
このどんぐりむらのシリーズは、ほんやさんや帽子屋さん、あそびやさんなど何作も出ていますが、どのどんぐりむらの絵本も子どもたちは大好きで、一人に読んでいるとみんなが集まってきます。そこで飽きてどこかへ行ってしまい他の遊びを始める子どもさんもいないので、本当に好きなんだな、と思いました。