読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:4歳
どうぶつサーカスはじまるよ絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
題名の通り、動物たちがサーカスを見せてくれる絵本です。司会も動物。観客も動物です。
日の輪くぐりに、玉乗りに、一ページに一芸、動物たちのショーがコミカルに描かれていて、思わず見入ってしまいます。
司会がアナウンスする本日の目玉は、空中ブランコなのですが、出演者が、けがをしてしまいました。そこで、なんと観客席から空中ブランコに挑戦するものを選ぶことに。
選ばれた動物は、勇気をだして。。。。飛べたのでしょうか。どこかほっこりするお話です。
どうぶつサーカスはじまるよ絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
子供たち20名ほどの前で、この本を読み聞かせたことがあります。絵本の冒頭から、子供たちは食い入るようにサーカスの世界に入っていきました。
司会の言葉で、大きな拍手をお願いします、という言葉があるのですが、子供たちはうんうんと頷いていました。そして、頷いた通り、繰り広げられる芸の一つ一つに、拍手をしていました。
そうなのです、この絵本は、サーカスという場を俯瞰してみているのではなく、その場にいるような感覚になってしまうようなのです。読んでいるこちらも新鮮な驚きがありました。
子供たちが、本の世界に入り込んでお話と一体化しているとでもいいましょうか。物語のクライマックスでは、観客の中から選ばれた動物に、感情移入しているのか、ドキドキしているような、思い詰めているような表情を見せる子供もいました。そして、その動物が、決心とともに叫んだ言葉には、くすっと笑ったり、どこか納得していたり。。。
読み終わった後には、笑顔がこぼれていました。「面白かったー」と呟く子もいれば、「また読みたい」と言う子もいました。
サーカスを見た子はそれほど多くはなかったと思いますが、知っている動物が繰り広げる世界に夢中になっていたのだと思います。