読み聞かせにおすすめの絵本
おすすめの年齢:6歳くらいから小学校低学年(少し長めの本なので小さい子には…と思いますが3歳の下の子は聞いていました。)
100かいだてのいえのあらすじやおすすめポイント
主人公トチくんのもとにある日遊びにきてくださいという地図付きのお手紙が届きます。
地図の通りに行ってみると突然現れた100階建てのお家。10階ごとに色々な動物が住んでいています。
お茶をいただいたり歯を抜いてあげたりおトイレを借りたりしながらどんどん登っていくと…てっぺんに住んでいたのはクモの王子さまでした。
星を見ながらお話をしてお家に帰っていく、今度はトチくんが遊びにおいでのお手紙を書くというお話です。
各階に色々な動物がいてお部屋がかわいくてカラフルなのも見どころです。
100かいだてのいえのあらすじやおすすめポイント2
ほしをみるのが大好きな男の子に手紙が届きました。「ぼくは100かいだてのいえのてっぺんにすんでいます。あそびにきてください」男の子は行ってみることにしました。
地図を見ながらついた場所には、見上げても上のほうがかすんで見える家。男の子は「ごめんくださーい」と言っても返事がないので、階段をどんどん上り始めました。
この家は10階ごとに違う動物がすんでいる家で、動物たちが生活している様子をみながら、どんどん上ってきます。
とうとう最上階、そこには、望遠鏡で男の子を見つけてくれた動物がすんでいました。
一緒に望遠鏡で星を見たら、とてもキレイでした。「ともだちになってくれない?」「また星を見に来てもいい?」「もちろんさ!」
新しい友達ができた男の子は最上階から帰ると、100階建ての家は星空に消えていました。
100かいだてのいえを読み聞かせた時の体験談
この本はお友達から聞いたことがある本だったのでおばあちゃんからプレゼントしてもらったとき娘はとても喜んでいました。
この本は10階まではネズミ、その次はりすというように10階ごとに違う動物が住んでいて次のページにいくときの最後の文章が「さあ、つぎのかいにはだれがすんでいるのでしょう?」です。
そこを読むと子供たちが次の階の動物の名前を言うというような感じで読んでいました。
かなり気に入っていたので娘は何階には何が住んでいるというのをすっかり覚えてしまいました。
この本はほどほどに長さがあり、全部ひらがななので読み聞かせにも自分で読むにも向いています。
最初は読み聞かせに使っていましたが、娘が大きくなるにつれて今度は自分が下の弟に読んで聞かせてあげていました。
最初は全部ひらがなとはいえたどたどしい読み聞かせでしたが、徐々にわかりやすく読んであげられるようになっていました。
たった1冊の本でしたが、娘の成長がみられた思いで深い本です。
100かいだてのいえを読み聞かせた時の体験談2
数字に興味を持ち始めた子どもが、絵本コーナーで見つけた本。最初に届いた手紙から、次の動物は誰かな?次の数字は何かな?と問いかけながら読み進めると、わくわくしながら、答えてくれます。ちょっとだけヒントが隠れているので、それをもとに考え出すのが楽しかったようです。
10階ごとに動物が変わりますが、1階ごとに違う部屋になっているので、この部屋では何をしてると思う?何ができると思う?と、子どもと一緒に想像を膨らませて、読み進めていきました。色々な動物がいて、動物たちの生活を覗き見、ときどきご馳走にもなって、まるでお友達の家に行ったような感覚です。
仲良くしてくれるお友達もいるけど、ちょっと困ったことをいう友達もいます。幼稚園のお友達みたいだね、と子どもに言うと、うんうん!と頷いてました。色んな友達がいるけど、みんなと仲良くなれると、もっと楽しいよね。
最上階で待っている友達は、自分を見つけれくれて、そこに呼んでくれた友達。
誰から誘われても、行ってみて、一緒に遊んでみたら、もっと楽しいよ!と子どもに言うと、自分からもたくさんの友達を誘って、色々なところで遊んでみるね!と言われました。
ちょっとした散歩をしている気分になれました。