読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:5
クレヨンからのおねがい絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
何色もあるクレヨンから主人公の男の子への手紙が届きます。赤青黄色オレンジをはじめとする個性豊かなクレヨンたちがそれぞれ自分たちの主張をするのですが、その内容がクスッと笑えます。
個人的には特に黄色とオレンジ、肌色がツボでした。是非ともみなさんのお気に入りのカラーを見つけて下さい。
こちらはアメリカで大人気だった絵本が翻訳されたのですがとにかく日本語訳が秀逸です。子供も大人も楽しめる話し言葉の文章には、翻訳者さんのセンスを感じずにはいられません。
クレヨンからのおねがい絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
この本を読んであげると、こどもに大ウケでした。とくに肌色からの手紙に娘は爆笑。「子供なら必ずやること」が書かれているので実際に娘が同じことをした時に、肌色のセリフを言ってやると喜びます。
家にあるのに図書館で見つけてきたとき、借りたいというほどお気に入りの本でした。
この手紙は、あらゆる色からそれぞれのキャラを演じ分けるように読むと、絵本に魂が吹き込まれたようになって楽しさが倍増します。
また、5歳ぐらいになるとひらがなも読めるようになってきている頃だと思うので、子供に音読させるのも良い勉強になります。色んな声色で生き生きと読む力がつきます。親子で交代で読むのも子供の力を伸ばすことができます。子供は楽しいことなら率先してやります。うちの子供は、なんども読む練習をして、携帯で録音するほどでした。楽しく遊びながら日本語の能力を高めていけます。
また、5歳以下の子供向けとは限らず、手紙形式なので、一気に全部読まずに一枚ごと読むのもいいです。特に小さなお子さんなど、最後まで集中できなくても、1ページごとに楽しむことができます。
お子さんと一緒に色の持つイメージを話し合うのも想像力を働かせるいい機会となります。
文化の違い、文化を超えたあるあるなどを読み、親子で笑顔になれる絵本です。