注文の多い料理店 (画本宮澤賢治)
おすすめの年齢:小学生(1年~3年くらい)
注文の多い料理店のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
男性二人組が、山で、レストランを見つけ、色々な注文を受けながら、奥へ、奥へとレストランの中へ入って行く物語です。身体にバターを塗ったり、塩を塗ったり
……
最後は、食べられてしまうのか……??とハラハラドキドキする物語です。
注文の多い料理店を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
私は、3歳から小学生に上がる前までの園児にこの注文の多い料理店を読み聞かせしました。
絵本ではなく、紙芝居タイプのもので行いました。(普通に図書館(室)に置いてあります。)
先輩職員からは、対象者にしては、難しかったのでは……?と言う意見と、難しいから、一生懸命静かにいつも以上に聞いていた。と言う二つの意見が上がりました。
対象者で選ぶ本は全く変わってくると思いますが、この注文の多い料理店は、私が、小学生の頃は、何年生だったか、忘れましたが、国語の教科書にも載っていたと記憶しています。
また読み聞かせは、私の経験からして、1回の読み聞かせで、絵本は、最大でも、2冊程度で、時間も15分以内くらいで、季節感のあるものが、良いと思います。(例えば、クリスマス時期はサンタのお話とか、お正月は、お餅の話とか……)
日本昔ばなしみたいなの人気がある様でした。
ほかには、大型の紙芝居や、質問しながら、読み聞かせたりと、読み手側のスキル(技術力)も大切になります。
最近は、絵本形式の本が多いですが、大勢の読み聞かせには、一つは、短めの普通のめくるタイプの絵本と、もう一つは、紙芝居タイプのものを選ぶといった感じで、いかがでしょうか?
紙芝居タイプは、見る側から見ると、絵本タイプより、見やすく、迫力があるようです。
また、後ろの方で見てる、親御さん達にも良いようです。(読み聞かせに参加する親御さんは、妹や弟などの下の子供を連れてくる方も多いです)
また、小さなお子さんは、保護者(一緒に連れてきてくれた人(叔母、叔父も含む))の膝の上に載せてから、読み聞かせに参加していただくのも大変良いと思います。
参考になるか、分かりませんが、読み聞かせは、読み聞かせ側と、聞き手側のコミュニケーションが大事です。
読み手側は、分かりやすく、ゆっくり、丁寧に読んで声のトーンを大切にする事です。声の強弱は大切です。
また、ページのめくり方等も工夫したりと読み聞かせは、大変奥深いものだと思います。