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5歳以上におすすめの絵本

あたまをなくしたおとこのあらすじと感想(小学生以上)

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読み聞かせにおすすめの絵本

あたまをなくしたおとこ

おすすめの年齢:小学校低学年~高学年まで

あたまをなくしたおとこのあらすじやおすすめポイント

ある朝、起きたら頭がなくなっていた男が昨日のことを思い出しながら、なくした頭を捜しに行くお話です。

タイトルだけだと不気味ですが、そんなこと全くないストーリーで、男は昨日祭りにいったことを思い出し(頭がないのに思い出せるって…?!)頭が無いまま出掛けるのは不自然だからと、畑のカボチャを頭の代わりにしたり、ニンジンを代わりにしてみたり、してある代用品を頭の代わりにして、お祭り会場に行くのですが…。男は頭を見つけられるのか??

あたまをなくしたおとこを読み聞かせた時の体験談

私は、学校司書をしています。

いままでに、3校の小学校に勤務してそれぞれの学校で読み聞かせをしましたがどの学年でも大いに子どもたちがくいついた絵本です。子ども達は怪談やコワイ話が好きな子が多いので、タイトルだけでまずは、「読んで!!」と食い付きます。

実際の内容は、滑稽な男の話ですが、この男の頭が一体どうして無くしてしまったのか、見つかるのかでワクワクしてきあてくれます。

お話の長さは、15分はかかるので低学年は2回に分けて読みますが、それ以外の学年は一気に読んでしまいます。
普段集中出来ない子も、この話は食いついてお話の世界にどっぷりはまっている様子でした。

この絵本は、65年以上前のアメリカで誕生したので、その時代のアメリカのワクワクするようなお祭りの風景を知ることもできます。

また、高学年の子にとっては日本と戦争をしていた時代に、アメリカでは、こんなに楽しい本をアメリカの子たちは戦時下でも読んでいたということがうかがい知ることができる学習材料にもなります。

あたまをなくしたおとこ

6歳までの教育でその後の学力が決まります

2004年ノーベル経済学賞受賞ヘックマンの研究により、40年追跡調査した結果、6歳までに親がどれだけ教育に力をいれたかによってその後の学力・進路・年収が決まると発表されています。

6歳の時点ですでに学力の差が開いており、その後も学力差は縮まらないとの結果がでています。

このため、小学校入学後からの習い事や塾よりも、6歳までの幼児教育が最も重要です。

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