読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おこだでませんように
おすすめの年齢:5歳~10歳前後
おこだでませんように絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
七夕の日のお話です。
いつもお母さんに、学校の先生に、色々なところで怒られてばかりの男の子が主人公。
別に怒られたくはないのに、怒られようとしてやっているわけではないのに、いつも怒られてしまう。
そんな男の子の願いを短冊にかけたら、というストーリーになっています。
大人は全てをわかっているように子供と接するけれど、本当に知らなければいけないことは全然分かっていないんだなと思える作品です。
大人が子供に読み聞かせてこそ意味のある作品だと思います。
おこだでませんように絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
珍しく旦那さんが買ってきてくれた本でした。
ラジオの七夕特集で、パーソナリティーの方が読んでいたのを聞いて、感動したそうです。
旦那さんが勢いで買ってくるなんて今までなかったので、どんな本だろうと私も楽しみにしていました。
七夕の日の夜に、旦那さんの声で子供たちに読み聞かせてくれました。
その時料理をしながら耳だけで聞いていた私でしたが、感動して泣けてきてしまいました。
どちらかというと我が家では旦那さんの方が怒りっぽくて、すぐ子供たちを叱っています。
そんな旦那さんが読んでいるのを聞いて、胸にジンときました。
勿論6才の娘と8才の息子も最後男の子の願いが叶って良かったという気持ちで聞いていましたが、大人の感動とは少し違うかもしれませんね。
怒られる側と、怒る側。
どちらの立場になっても胸に響く絵本であることは間違いありません。
この本を子供たちが孫に読み聞かせられる時まで、大事にとっておきたいです。
親から子へ、子から孫へと読み聞かせて続けていきたいと思えるほど素敵な本です。