読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:5歳〜
輝きの季節絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
絵本作家のターシャ・テューダーが、自分の子どもたちと過ごした年中行事を本にまとめたものです。
1月 新年のパーティー
2月 バレンタインデーやワシントンの誕生日
3月 メープルシュガー作り
4月 イースター
5月 花祭りや農作業
6月 聖ヨハネの祝日
7月 独立記念日
8月 誕生日パーティー
9月 村祭り
10月 ハロウィン
11月 感謝祭
12月 クリスマス
日本の生活習慣と違った、当時のアメリカの上流家庭の楽しい1年が描かれています。
イースターやハロウィン、クリスマス等、日本にも入っていて定着しているイベントも、伝統的なものが知ることができます。
輝きの季節絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
自分たちと違う行事、アメリカならではのスケールの大きいイベントに、目が輝いていました。
その本の通り、1年の行事をして欲しい。と、子供からリクエストがあり、できることはやってみました。
2月のワシントンの誕生日に食べるワシントンパイがどんなものか判らず、いろいろ探してレシピを見つけ、子供と一緒に作ったり、4月のイースターも、卵に色を塗るところからやりたかったのですが、そこはカットして、プラスチックの卵の中にお菓子を詰めて、お友達も誘って、公園でエッグハントしたり。
行事ごとの料理を再現して、子供と一緒に作るのは良い経験でした。
クリスマスも、ただケーキを食べ、プレゼントをもらうものではなく、宗教的な行事と云うのを理解したり、その為の準備を、12月の頭からした事も良い思い出です。
ただ、誕生日のパーティーで、バースデーケーキが、川を流れて運ばれて来る。と、云うのは、いくら、子どもの希望を叶えてやりたいと思っても、自宅近くでは、無理でした。
行事一つ一つが現実になる度、子どもは目を輝かせ、本と照らし合わせていました。
3年生になるくらいまで、毎日のように、寝る前は、この本を読んで、空想にふけていました。
今でも、時々出して眺めるくらい、大好きな本です。