読み聞かせにおすすめの絵本
おすすめの年齢:1~3歳
ふうせんねこのあらすじやおすすめポイント
主人公のねこくんは、気に入らないことがあるといつもふてくされて、お顔をまん丸にしてつーん、ぷーん、と怒ってます。
妹にもおもちゃを貸してあげない。ぷー。
きらいな食べ物はたべたくない。ぷー。
おかあさん、あれがほしいよ、買ってくれなきゃいやだ、いやだ。ぷー。
こんな調子でいつもいつもふてくされて、お顔をまん丸で真っ赤にして、怒って怒って、ぷー。
真っ赤なお顔はどんどん、どんどんおおきくなって、ぷー、ぷー。
・・・あれれ、お顔が風船みたいになって、僕の体が空に浮いてきちゃったぞ、ぷー、ふわー。
あーー、飛んでっちゃうよーー。おかーさーん!
・・・今日も屋根の上で、お母さん猫は、ぷーぷー猫をさがしています。
ふうせんねこを読み聞かせた時の体験談
せなけいこさんという絵本作家さんの本で、他にもたくさんの絵本がでています。
何といっても、絵がほんわか・やわらかいタッチで、愛らしいキャラクターたちが描かれています。
話の内容としては、悪い子になったら、お空に飛んでってお母さんに会えなくなるという、子供のしつけの意味合いも含んでいます。
我が家では、子供がわがままを言ったら「そんなこと言ってたら、ぷーぷーねこになって、空に飛んでっちゃうぞ!」というと、少しの間だけ静かになりました。(3歳過ぎてからは効き目も無くなりましたが・・・)
読むときは、親も感情を込めて、特に、ねこくんがふてくされて、ぷーっとなるところは、読み手も顔をしかめ面にして、「ぷー!」としてあげると、子供はキャッキャッと笑って、「もう一回読んで」と何度もせがまれました。(親としては、こんなに感情込めて読むのも3回までが限度でしたが・・・)
しつけ的な内容も含んでいるのが良かったのか、子供の潜在意識に「わがままばっかりいっちゃだめなんだ、飛んでってママに会えなくなる」という考えが入ってくれたのかもしれません。
せなけいこさんの本、他もたくさん買いました。どれもかわいいので、子供が6歳になって読まなくなっても、いまだに本棚に飾ってます。