読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:4歳
大きなカブ絵本のあらすじやおすすめポイントを教えてください。
おじいさんがある日カブのタネをまきます。
カブは大切に育てられ、大きく大きく成長しいよいよ収穫の時期になります。
おじいさんが抜こうとしてもまったく抜けずびくともしません。そこで、おじいさんは、おばあさんを呼びにいきます。
それでも抜けないので、おばあさんは孫を呼びにいきます。
それでも抜けないので・・
というように、次々と増え、みんなで一緒にカブを抜きます。
うんとこしょ、どっこいしょという言葉も抜こうとすると出てくるセリフで印象に残ります。
大きなカブ絵本を読み聞かせた時の体験談を教えてください。
私は幼稚園の年少クラスで、大きなカブを読み聞かせしました。
「うんとこしょ、どっこいしょ」ということば、日常生活では全く使うことはありませんが、何度も何度も掛け声として出てくるのでこどもたちの印象に深く残るようです。
おもしろいほどお話に引き込まれていきました。
この本の特徴でもある「うんとこしょ、どっこいしょ」というようなおもしろい言葉や繰り返しの言葉は、年齢の低いこどもは特に好きなように感じます。
言葉というよりは音として聞いているようで、音の響きなども大切なんだなと感じます。
絵本にでてくる登場人物がおじいさん、おばんさん、孫、犬、猫など身近な人や生き物が多く、小さなこどもたちも比較的、理解しやすいと思います。
先ほど述べましたように、カブを抜くタイミングに毎回「うんとこしょ、どっこいしょ」という掛け声があるのですが、いよいよ抜けるというクライマックスのシーンではこどもたちも一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」と声が思わず出ていました。
ただ静かにお話を聞く「読み聞かせ」も良いですが、このようにこどもたちが「読み聞かせ」のなかに入り込んできて、一緒になって参加できる「読み聞かせ」も悪くはないなあと改めて思いました。