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2歳〜3歳におすすめの絵本

でんしゃえほん(3歳向け)の感想

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でんしゃえほん
おすすめの年齢:3歳
井上洋介さんの作画で、電車や乗り物が好きな子供がとても喜ぶ絵本です。

「かぶとむしでんしゃ」や 「ら一めんでんしゃ」など、普通の電車をちょっと面白くした様々な電車が出てくるので好奇心をそそります。

12場面のみで、文字数も多くなくテンポ良く読めるので、子供も飽きずに楽しめます。

息子は5歳ですが、小さい頃から電車が好きで2歳ころから私が読んでいました。

久しぶりに本棚から選んだ本ですが、よく内容を覚えていて「変な電車がでてくるんだよな~」と話す息子です。

小さな子にも、本の思い出をくれるこの本はとても魅力的なのだと感じた瞬間でした。

2、3歳の頃は私が読んでいると、指を差しながら喜んで聞いていましたが、4、5歳になると自分で出てくる電車の説明をしてくれるようになりました。

絵は井上洋介さんの温かい画風で、絵の具で描かれた世界が子供にもわかりやすく、寝る前に見ても刺激が強すぎず落ち着いて読めました。

また、文章も一行ごとに短く改行されていて、大人も子供も読みやすいので、息子と一緒に声を合わせて読むのも楽しめました。

五七五の俳句のよう改行位置なので、リズムをつけて読みやすいという絵本ならではの仕掛けがあります。

息子はすらすらとは読めませんが、ひらがなで短めの文なので、寝る前はママが読んで…という息子が自分から読んでいたのが印象的です。

とはいえ、最後まで1人で読むには疲れるようですが、段落ごとに私と交代で読むと、息子も満足げでした。

そして、 だいたいこの本を読むと「好きな電車はど~れだ?」をやります。

すると、その時によって息子の答えが違うのも読み聞かせていて、親として楽しみのひとつです。

お腹が空いているときは、もちろん「ら一めんでんしゃ」。なんで電車でら一めんなんだよ~、揺れたらこぼれちゃうよ!など良いながら、選ぶのです。

ちなみに、ママはどれが好き?と聞かれると「どーなつでんしゃ」です。

どーなつのように、電車がつながっているので、進みません。2人で、本に突っ込むのが楽しいやりとりです。

他にも「かいだんでんしゃ」は人気です。どうやって、階段を電車がのぼるの?と不思議そうです。

小さい頃は疑問も持たずに、すごいね~と聞いていましたが、最近では、車輪が動いたら登れるのかなぁ、など考えながら読んでいるのです。

工作ブームの息子は本にでてくる電車をティッシュボックスで作ってみたり、それもまた楽しみのひとつです。

同じ絵本でも、年齢によって捉え方や楽しみ方がまちまちなのが、この本の最大の魅力なようです。

読み聞かせの思い出をたくさんくれるこの本に感謝しています。


でんしゃえほん

6歳までの教育でその後の学力が決まります

2004年ノーベル経済学賞受賞ヘックマンの研究により、40年追跡調査した結果、6歳までに親がどれだけ教育に力をいれたかによってその後の学力・進路・年収が決まると発表されています。

6歳の時点ですでに学力の差が開いており、その後も学力差は縮まらないとの結果がでています。

このため、小学校入学後からの習い事や塾よりも、6歳までの幼児教育が最も重要です。

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