もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう
おすすめの年齢:幼稚園くらいから小学校中学年くらいまで楽しめます。
もっちゃう もっちゃう もうもっちゃうのあらすじやおすすめポイントを教えてください。
ひでくんはおしっこがしたくなって、デパートでトイレに行こうとするのですが、思ったようにトイレにたどり着けません。
やっとトイレに入れても、なんだか変なトイレばっかり。
せっぱつまっているのに、おしっこができません。
やっとトイレにたどり着いて、おしっこができたーー!とホッとした時、ひでくんは大変なことに気づきました。
なかなかトイレにたどり着けずに右往左往する様子、最後のオチが楽しませてくれます。
もっちゃう もっちゃう もうもっちゃうを読み聞かせた時の体験談を教えてください。
低学年の時に、学校のクラスの読み聞かせで読んでみました。
どんな反応が返ってくるかと思ったら…まさかの大受けでした。
特に、当然でしょうが男子に大受けでした。女子もほどほど楽しんで聞いてくれてました。
読み聞かせの時間は10分足らずなのですが、この長さですと時間内に読み切ることができてちょうど良い絵本です。
読むときのポイントは、恥ずかしがらず(笑)、とにかくあせってあせって、トイレに行きたい−!という臨場感を持って読むことです。
あとは、情けない声でしょうか。
ひでくんになりきって「おしっこしたいーー!トイレ行きたいーー!」という気持ちを込めて必死に読んでました。
この絵本を最初に読んだのは低学年の時でしたが、しつこくリクエストを受けて、何度も何度も読みました。
女子は飽きてしまった子もいたと思います。
ですが、この絵本を気に入った男子達が、しつこくリクエストするので、飽きてしまった女の子には申し訳ないですが、何度も読んでしまいました。
この本は、下ネタに反応しやすい年頃の、特に男子にはたまらないテーマが描かれてる絵本なのですが、私がこの絵本を読みたいと思ったきっかけは別にあります。
自分も子どもの頃、この絵本と同じような夢をよく見ていました。
トイレに行きたいのに、トイレにたどり着けない。やっとトイレに入っても、変なトイレでおしっこできない!
全く同じような夢です。
でも同じような夢を見ても、私はその夢を絵本にしようなどと思いつきもしませんでした。
なので、この絵本と出会って衝撃を受けたのです。
そしてそういう思いを伝えたくて、読み聞かせの本に選びました。
一番最後の読み聞かせの時、私も小さい頃、この絵本と同じような夢を見たこと、でも自分はそれを絵本にしようなんて思わなかったことを話しました。
大人になった時に、もし私のこの話を思い出して、何かのヒントになって、誰かが何かになるきっかけ、何かをするきっかけにでもなればいいなーという私の願いがあって、この絵本を読みました。