でんしゃでいこうでんしゃでかえろう
おすすめの年齢:2歳~5歳頃
でんしゃでいこう でんしゃでかえろうのあらすじやおすすめポイントを教えてください。
前からも後ろからも読める絵本です。
電車が色んな町を巡っていくお話です。
見開き1ページで一つのシーンになっており、『〇〇(場所の名前)、△△(電車が線路を通る音)。〇〇をでんしゃがいくよ。』と言うリズムの良い文章が繰り返されます。
でんしゃでいこう でんしゃでかえろうを読み聞かせた時の体験談を教えてください。
長男が3歳の頃、乗り物に興味が出てきた為母が買って来てくれた絵本です。
両サイドから読める『一冊で二度楽しい絵本』です。
まずはやまの町から出発するところから話が始まります。まずはタイトルから、「お父さんがお仕事に行くのかな?それとも、子供がお母さんとお出掛けするのかな?」と息子と想像して楽しんでいました。
出発した電車。次のシーンに入る前に毎回トンネルを通ります。
『ゴー。トンネルと抜けると・・・』トンネルを通っているシーンは、電車以外は黒塗りのページに次のシーンが少しだけ見える様に窓が開いています。
それが、また私と子供の創造力を掻き立てます。『次はどこかな?何が出てくるかな?』『きっと〇〇じゃないかなぁ?』とにかく子供との会話が弾んで楽しいです。
また、何度も読んでいる内に『つぎは□□だよ!』と教えてくれるようになりました。それもまた記憶力がついたのだなぁと成長を感じさせてくれます。
シーンによって、電車が線路を通過する音を書き分けているのも魅力の一つです。
電車の通過音と言ったら『カタンゴトン』が一般的だと思いますが、『デデ ドド』などの普段なら使わないような音が使われています。
その様な部分があるからか、大人も読んでいてとても楽しい作品になっています。
長男は小学生になり、さすがに「読んで」と持ってくることは無くなりましたが、つい先日3歳になった次男が最近良く「読んで」と持ってきます。
言葉が遅かった長男と違い、読んであげると通過音を私の後に続いて繰り返して喜んでいます。とても可愛らしいです。
私が家事等で忙しく読んであげられない時だと長男が代わりに読んでくれています。
二人でキャッキャッと楽しそうに読んでいる姿がとても微笑ましいです。
そのお陰もあってか、兄弟仲がとてもよく次男は長男が大好きです。
電車が好きなお子さんには絶対おすすめの一冊です。
育児にあまり参加しない主人も、この絵本は好きな様でたまに読み聞かせてくれます。