読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:1歳~3歳
かおかおどんなかおのあらすじやおすすめポイントを教えてください。
最初に顔には目が二つ、鼻は一つ、口が一つあることを確認したうえで、さまざまな表情が出てきます。
たとえば、「たのしいかお」「かなしいかお」などいろんな表情がでてきます。「わらったかお」の時は目はにっこり笑って口もにっこり。「ないたかお」の時は目から涙を流し、口をへの字にして泣いています。
簡潔に書かれた絵ですが、目、口、輪郭でしっかりとその表情の絵を表現しています。いろんな表情の絵を見ることで子どもは表情というものを学んでいきます。
かおかおどんなかおを読み聞かせた時の体験談を教えてください。
子どもに最初に読んだときは、ただ絵本を読んでいるだけという感じでした。
しかし、くるくると変わる表情に釘付けになったようで、たくさんある本の中からこの本ばかりを持ってくるように。次第に最初に出てくる顔のパーツの確認も、本を指で押さえて確認し、実際に自分の目、鼻、口を押さえて確認していました。目、鼻、口、というものを覚えたのもこの本で覚えました。
そして表情にも注目するようになり、描かれている表情を真似て子どもも同じ顔をするようになりました。表情というものを理解したんでしょうね、次第に普段の生活の中でも「お母さん、嬉しい顔して」と言うことも出てきました。写真を撮るときも「楽しい顔~!」と言ってにっこり微笑んでいます。
2歳半頃には自分で本を開いて「かお。かおに目が二つ・・・」と覚えて読むほどになりました。文字は読めませんが、表情を見て内容を覚えているようです。
ちなみに当方、保育園で勤めていたのですが、保育園でも読んでいた本で子どもたちに人気でした。読んでいるときは保育園の子どもたちも絵本の顔に合わせた表情をして楽しんでいました。