読み聞かせにおすすめの絵本と最適な年齢を教えてください。
おすすめの年齢:4歳くらい~
ピヨピヨ スーパーマーケットのあらすじやおすすめポイントを教えてください。
この絵本は、5匹のひよこの子供たちがいるニワトリさん一家の、何気ない日常のスーパーマーケットでのお買いもののお話です。
ニワトリのお母さんがセール品に夢中になっている間に、自分達が好きなお菓子だのアイスだのを、どんどん勝手に買い物かごにいれちゃうひよこちゃん達でしたが、結局買ってもらえたのはアメを1個ずつだけ…がっかりしたひよこちゃん達でしたが、お父さんとお風呂から上がったら、お母さんの作った美味しい料理が待っていました!
という、本当にそれだけのお話なんですが、とにかくそれぞれのキャラクター達が良い味を出しています。
だから、ついつい絵本の世界に引き込まれてしまうのです。
テーマがお買いもの、という日常に沿っている所も、子供たちが引き込まれやすい点かもしれません。
ピヨピヨ スーパーマーケットを読み聞かせた時の体験談を教えてください。
元々この絵本の作者、工藤ノリコさんの別の作品をテレビで見て、子供達がファンになったのがきっかけでした。
なので、この工藤ノリコさん独特の絵の表紙を見た子供達は、本当に大喜びしました。
買ってきた日から、毎晩寝る時に読む本にこの本が登場したのは、言うまでもありません。
この絵本は他にもシリーズがあって、いまだ新作が時々発行されますが、すべてにおいて、隅から隅まで楽しめる所があります。
物語とは関係ない脇役の表情ややり取りが、所狭しとたくさん描いてあるので、読むたびに新しい発見ができるのも楽しい所です。
シリーズを通して出てくるキャラクターを「あっ、この人また出てる!!」と子供達と発見するのも楽しいです。
あと個人的に、工藤ノリコさんが描く食べ物はどれもとても美味しそうで、いつも感心しています。
また心に残る言い回し、セリフがたくさん出てくるので、我が家ではぬいぐるみを使って、このお話のマネをしたミニ劇場をしたりして楽しんだりもしました。
親子共々ファンになってしまったので、子供たちが小学生になった今でも、新刊が発刊されたら、必ずみんなでチェックしています。
いつまでも子供心を忘れないでいられそうなシリーズになりそうです。