読み聞かせにおすすめの絵本
おすすめの年齢:2歳~
そらまめくんのベッド絵本のあらすじやおすすめポイント
そらまめくんは自分のベッドが大のお気に入りです。友達のえだまめくんやさやえんどうさん、グリンピースのきょうだいたちが「寝てみたいな~!」と羨ましがっても貸してあげません。
ところが、ある日ベッドがなくなってしまい一生懸命探します。仕方なくおともだちのベッドを順番に借りて寝てみるのですが、合うのが一つもありません。やっとみつけた自分のベッドにはうずらが自分のたまごを寝かしていました。
様子をみているうちにそらまめくんはたまごのことが気になり始めます。
出てくる豆のかわいらしさ、最後にはうずらが生まれて喜んだそらまめくんの優しさ、そしてともだちとなかよく一緒に寝ているところなど、聞いている子供も安心して読みあえた時うれしくなる一冊です。
そらまめくんのベッド絵本を読み聞かせた時の体験談
やはり、いろいろな豆の種類に子供たちは興味津々です。そらまめはもちろん、えだまめくん派、グリンピース派、それぞれの好みがあるのも面白いですね。
剥いた状態で料理された豆はみたことあっても、殻は知らないものです。特にそらまめくんのふくふかのベッドは大人気です。
ちょうどスーパーに並び始めるころこの本を読むと、スーパーでみかけた時「あっ!そらまめくんだ!」と叫んで「いっぱいベッドあるね」と嬉しそうでした。すると、ご存じなのか、隣にいた女性が、子供ににっこり笑ってくれて、こちらもいい気持ちになりました。
なくなったベッドをさがす場面は、子どもたちも心配そうにしています。そして突然、うずらのお尻が出てきたとき、そらまめくんと同じくらいびっくりした顔をしています。
最後におともだちとおいわいのパーティをする時、野花やどんぐりを楽器に楽しい歌を歌います。この歌が楽しくて、つい一緒に「ドンドコ」「プップクプー」と声が出ます。
読みえると必ず夕食にそらまめをリクエストされてしまうので、我が家では夏しか読めないのが残念です。